2009年12月2日(水)08:13

リスボン条約発効を祝う式典が開かれる

AFP

改革リスボン条約の発効にあたり、EUの指導的な政治家はポルトガルの首都リスボンに集い、記念式典を挙行した。「私たちは今日EU建設の新たな時代に足を踏み入れる」とヘルマン・ファンロンパウ初代EU常任議長(大統領)は述べた。式典にはベルギー前首相のファンロンパウ常任議長のほか、欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長、スウェーデンのフレドリク・ラインフェルト首相、ならびに欧州議会のイェジ・ブゼク議長が参列した。一方、キャサリン・アシュトン初代EU「外相」は出席しなかった。

「旅路は平坦ではなかった。しかし欧州の発言権は今後世界で強まることだろう」。加盟27ヶ国とEU諸機構がともに補い合うことが必要なのだ、とラインフェルト首相は語った。リスボン条約は2007年12月にリスボンで調印された。しかし発効は加盟全27ヶ国の批准完了を待たねばならなかった。11月初旬にチェコが最後に批准して、EUの民主性と行動力を高めるリスボン条約は発効に至った。

原題:Zeremonie zum Inkrafttreten des EU-Reformvertrags




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