2000年12月15日(金) 15:06
ベルリン(ドイツ通信社)
ニースEU首脳会議の終了からわずか数日、ドイツ連邦外相ヨシュカ・フィッシャーはフランスを批判した。理由は票配分の問題におけるフランスの姿勢である。フランスの議長のもとでは種々の提案ができなかったとフィッシャーはベルリンでの連邦議会EU委員会の会合で述べた。外相によれば、そのため首脳会議はあやうく決裂に至るところであったという。最終的に合意に至った解決も理想的なものとは言えないが、ともかくこれでEUの拡大能力は整った、とフィッシャーは語った。
原題:Nach EU-Gipfel kritisiert Fischer Haltung Frankreichs