2004年2月2日(月)17:34
ブダペスト(AFP)
ドイツのヨシュカ・フィッシャー外相(緑の党)は、欧州憲法の早期合意の可能性について、慎重ながらも楽観的な見方を示した。6月末までのアイルランドのEU議長任期中に事態の打開が得られる可能性があると考える、と同外相は月曜日、訪問先のハンガリーの首都ブダペストで述べた。同時に外相は、将来の決定方式に関してドイツはこれまでの立場に変わりないと強調した。ドイツ政府、フランス、イギリスおよびイタリアの支持する二重多数決制は欧州連合の結びつきを強めるものだ。EUは建設的な選挙制度を必要としているのであって、決定を阻止する選挙制度を必要としているのではない、と外相は主張した。
原題:Fischer hofft auf baldige Einigung ueber EU-Verfassung