2009年2月2日(月)20:05

チェコ議会はリスボン条約批准を討議

AFP

チェコの議会は今日、EU改革リスボン条約の批准に関する討議を行う。しかしアレクサンデル・ヴォンドラEU担当相は、私はまた決定が先送りされるのではないかと思うと述べた。チェコはEU加盟27ヶ国中、国民投票であれ議会の議決であれ、リスボン条約批准の票決が行われていない唯一の国である。ヴァーツラフ・クラウス大統領は、国の主権が侵されるとしてリスボン条約を拒否している。しかし憲法裁判所は昨年12月*、条約を合憲と判断している。

リスボン条約は加盟全27ヶ国で批准されなければ発効に至らない。昨年6月の国民投票で批准を否決したアイルランドは、2009年に再度の国民投票を行う予定である。

原題:Prager Parlament beraet ueber EU-Reformvertrag

*訳注:原文には「12月」とあるが、チェコの憲法裁判所の合憲判断は11月26日。




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