2003年1月18日(土)18:55
ベルリン(ドイツ通信社)
キリスト教民主同盟(CDU)のアンゲラ・メルケル党首は、EUの将来の指導体制に関する独仏両国の提案について、懐疑的な意見を表明した。メルケル党首は、ゲルハルト・シュレーダー首相とフランスのジャック・シラク大統領の提案した常任の欧州理事会議長の導入には問題がある。欧州委員会と欧州議会が弱体化する一方で欧州理事会が強化される危険性を孕む。常任の欧州理事会議長は一種の強力な大統領 Superpraesidentになってはならない、と『ヴェルト日曜版』に語った。
原題:Union skeptisch zu deutsch-franzoesischen Europa-Plaenen