2004年1月17日(土)09:14
AFP
ポーランドのヴロジミエシュ・チモシェヴィッチ外相はEU憲法をめぐる論争でほどなく歩み寄りが得られるとの見方を示した。「私たちは数週間中に合意が可能と考える」と同外相はベルリンでドイツのヨシュカ・フィッシャー外相(緑の党)およびフランスのドミニク・ドヴィルパン外相との食事会談を終えて語った。「私たちのメッセージは、私たちはこれを試み、行動し、かなり早い時期にイニシアチブを取るということである」。私は同僚である独仏の外相と、現在合意の見込みがあるということで意見の一致を見た、とチモシェヴィッチ外相は語った。
フィッシャー外相とドヴィルパン外相はこの非公式協議の後声明を出さなかった。今回の会合は、ポーランドのEU憲法草案に対する抵抗などでブリュッセルのEU首脳会議が決裂して以来、初めての「ヴァイマール三角連合」Weimarer Dreieckの外相会談となる。
12月のブリュッセル首脳会議は閣僚理事会の票配分の改革が焦点となった。ポーランドとスペインは、現在両国に人口比を超える票が認められているため、憲法草案で提案された票配分の受け入れを拒んだ。
1991年に発足したヴァイマール三角連合は、ドイツ、フランス、ポーランドの国境を越えた協力関係の緊密化を目的とする。三ヶ国の閣僚、高官ならびに大統領、首相は定期的に会合を開いている。
原題:Polen haelt Einigung auf EU-Verfassung bald moeglich