2005年1月10日(月)15:20
ベルリン(AP)
ドイツ政府は、EU憲法の補足条項制定を求めるキリスト教社会同盟(CSU)の要求を退けた。私は連邦議会でのEU憲法条約の批准にあたって「何らかの補足」を行なう必要を認めない。「これは批准であって、賛否いずれかで投票せねばならないのだ」。条文はできており、EUレベルの決定はすでに行なわれている、と政府のトーマス・シュテーク副広報官は月曜日ベルリンで語った。
シュテーク副広報官は、連邦議会の票決において野党が国政上の責任を自覚するよう求め、私は「三分の二の明確な多数で」批准が行なわれるものと考えていると語った。
CSUは先週クロイトで開かれた党大会で、基本的なEU政策における連邦議会の権限強化を求め、これを批准の際に補足規定として盛り込むよう求めていた。
原題:Regierung schliesst Ergaenzung der EU-Verfassung aus