2005年1月25日(火)20:39
ローマ(AP)
イタリア議会は火曜日EU憲法を承認した。今後憲法は最終的な批准に向けて上院へ送られる。共産党と北部同盟の議員はEU憲法に反対票を投じた。*)北部同盟はシルヴィオ・ベルルスコーニ首相率いる連立政権与党の一角である。北部同盟は国民投票の実施を主張したが、イタリアの憲法では国際的な協定の是非を問う国民投票は規定されていない。内閣はすでに昨年10月にEU憲法を承認している。EU憲法の発効には、加盟25ヶ国すべての批准が必要となる。
原題:Italienische Abgeordnete billigen EU-Verfassung
*)訳注:AFP通信によれば賛成436票、反対28票、棄権5票。