2005年7月3日(日)09:03
ケルン(ドイツ通信社)
ケルンのヨーアヒム・マイスナー枢機卿は、神についての言及がないことがEU憲法の市民への浸透を妨げているという見解を表明した。「欧州を政治的、経済的条件だけで考えようとすれば、市民はもはやついて来ない。欧州は精神的、宗教的輪郭を備えている。これを考慮することが大事だ」。今の危機はこの観点をあらためて考える良い機会だ、とマイスナー枢機卿はドイツ通信社に語った。
原題:Fehlender Gottesbezug hat laut Kardinal EU-Verfassung geschadet