2006年7月1日（土）10：35
ヘルシンキ（AFP）
フィンランドは土曜日オーストリアからEU議長国を引き継いだ。フィンランドは今年末まで閣僚理事会の議長を務めることになる。議長職はその後2007年からはドイツに受け継がれる。フィンランドの議長任期の中心課題は、EU憲法批准プロセスをめぐる論議再開と今後のEU拡大ラウンドの計画になると予想される。ブルガリアとルーマニアは2007年初めにEUに加盟する予定である。しかしフィンランドのマッティ・ヴァンハネン首相は、トルコとの加盟交渉の継続が最も大きな課題になるとの見解を表明した。この問題に関しては秋に報告書が発表される予定である。
原題：Finnland uebernimmt EU-Ratsvorsitz von Oesterreich