2000年7月18日 22:31

シュレーダー首相とアマート首相は欧州政治を討議

フィレンツェ(AP)

ドイツ連邦首相ゲルハルト・シュレーダーは火曜日の晩フィレンツェ郊外でイタリアのジュリアーノ・アマート首相と会見した。一時間に及ぶ会談の中心は欧州政治であった。

   欧州連合の拡大に関し、シュレーダー首相は引き続きジャーナリストを前に、同首相とアマート首相は、EUが取り決めどおり2002年の終わりか2003年までには新たな加盟国の受け入れ準備を整えていなくてはならないという点で合意したと語った。また、加盟候補国がその時点で加盟準備ができているかはその時に判断されよう、と述べた。アマート首相は、イタリアとドイツの間には欧州の長期的なパースペクティブに関して意見の一致があることを指摘した。

 独仏両国のEU内での優越に対する危惧について質問を受けたドイツ連邦首相は、欧州は両国の協力で常に得るところがあった。一方の協力は他者の損害ではない、と答えた。同じテーマに関しアマート首相は、未来の欧州はドイツとフランスの合意のみに依存するものではない。それゆえ自分はそのような合意を恐れるものではない、と述べた。

原題:Schroeder und Amato eroertern Europapolitik