2000年7月25日(火)17:16

EUとシュレーダー首相は機構改革の今年度中の解決を望む

ベルリン(合同経済サービス)

 ドイツ連邦首相ゲルハルト・シュレーダーは火曜日、EUが今年度中に機構改革に関する必要な決定を下すことを強く求めた。協議の対象は、欧州委員会の規模、閣僚理事会における票の配分、多数決決定の拡大、および個々の国々の前進を可能にする追加的な柔軟性の導入に加え、1997年7月のアムステルダムでの条約改正において解決されずに残った4つの問題である、とシュレーダー首相は述べた。「これを私は是非ともニースで解決してもらいたいと望む」と同首相はベルリンで強調した。

 シュレーダー首相は、フランスのEU議長職を成功へ導くためドイツは「手を貸し」、何でも行う用意があることを公言した。とりわけ閣僚理事会の票配分の問題は「数学的というよりは政治的問題である」と首相は断言した。2000年12月7日、8日のニースにおける首脳会議において、EU各国の首脳は条約改正を決定する意向である。

原題:EU/Schroeder will Reform dieses Jahr geklaert sehen