2004年6月14日(月)12:15
ルクセンブルク(AFP)
EU各国外相は月曜日ルクセンブルクで、欧州憲法草案に関する新たな協議ラウンドを開始した。交渉のテーブルには、週末議長国アイルランドが取りまとめた一連の論点に関する個別的提案を含む新たな調停案が用意された。論点の一つは憲法前文の文言である。提案ではヨーロッパのキリスト教またはユダヤ・キリスト教の遺産に特別な言及はない。この問題のコンセンサスは得られないと議長はその理由を述べた。その代わりとして議長は「文化的、宗教的および人文主義的遺産」という将来像会議の憲法草案に添った文言を引き継いでいる。
原題:EU-Ratvorsitz: Kein Konsens fuer Christen-Bezug in Verfassung