2004年6月16日(水)09:32
ハノーファー(AFP)
ロマーノ・プローディ委員長の後任を決める欧州委員長人事は延期される可能性が出てきた。「新委員長人事を二三週間延ばしても大きな罪になるわけではない」と保守系の欧州人民党(EVP)のハンスゲルト・ペッテリング(キリスト教民主同盟)議長は『ハノーファー一般新聞』Hannoversche Allgemeine Zeitung(水曜版)に語った。新たに選出された欧州議会で最大会派を構成するEVPは、水曜日の晩にプローディ委員長の後任人事を協議する意向である。ペッテリング議長は、私の考えでは木曜日と金曜日にブリュッセルで開かれるEU首脳会議では欧州連合の新しい憲法を採択する方が重要である、と発言した。首脳会議では次期欧州委員長の候補者も選ばれることになっている。
原題:Poettering: Verfassung hat Vorrang vor Prodi-Nachfolge