2004年6月20日(日)02:10
プラハ(ドイツ通信社)
チェコのヴラディミール・シュピドラ首相は、欧州憲法の採択をEUの発展における「大きな前進」と評して称賛した。憲法はグローバル化の世界で将来EUが強力な立役者となることを保証するものだ、と社会民主党所属のシュピドラ首相は述べた。これに対してチェコ議会の野党を構成する保守系政党および共産党は、首脳会議の決定は中小のEU加盟国にとって不利と批判し、社会民主党と自由連合の連立政権はお粗末な合意しか交渉で獲得することができなかったと非難した。
原題:Tschechische Regierung lobt EU-Verfassung