2005年6月2日(木)17:36
パリ(AFP)
EU憲法の「父」ヴァレリー・ジスカールデスタンは、EU憲法がオランダで国内問題の「犠牲」にされたという見解を表明した。水曜日の国民投票による否決は「オランダの政治的、イデオロギー的システムが陥っている問題の現れ」であるとEU改革会議議長*)を務めたジスカールデスタン元フランス大統領は木曜日パリで語った。ジスカールデスタン元大統領は憲法は「犠牲にされたのであって、テーマにはならなかった」と強調した。
原題:Giscard: EU-Verfassung "Opfer" der Probleme in den Niederlanden
*)訳注:EU改革会議は正式にはEU将来像会議。EU憲法会議とも呼ばれ、EU憲法の起草に当たった。