2005年6月2日(木)11:10
リガ(AFP)
ラトヴィアはEUの10ヶ国目として予測どおりEU憲法を批准した。ラトヴィアの議会は圧倒的多数でEU憲法を承認した。全100名の議員のうち、憲法賛成は71名、反対は5名、棄権は6名であった。残りの議員は欠席した。批准には三分の二の承認が必要とされた。採決前、アルティス・パブリクス外相は議員に対し、EU憲法に賛成票を投じるよう訴えた。「今日は全ヨーロッパがラトヴィアに注目している」と外相は述べた。
水曜日にはオランダが国民投票でフランスに引き続きEU憲法を否決した。すでにラトヴィア以前に、ドイツ、オーストリア、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、リトアニア、スロヴァキア、スロヴェニアの8ヶ国の議会がEU憲法を承認している。スペインは2月に国民投票を行い、およそ77パーセントの賛成でEU憲法を承認した。
原題:Lettland ratifiziert EU-Verfassung