2005年6月5日(日)16:11
プラハ(AFP)
フランスとオランダのEU憲法否決を受けて、チェコのヴァーツラフ・クラウス大統領は残りの加盟国で批准手続きを進めることに反対の意向を表明した。二つの国で憲法が否決されたのに、手続きに固執することは意味がない、と大統領は日曜日チェコのテレビで語った。「私たちは皆、憲法批准が25対0で行われねばならないことを知っている」と大統領は強調し、憲法条文の変更を求めた。条文は15ページに短縮する必要がある。憲法は「人々のあらゆる生活領域に介入する」内容であってはならない、と大統領は主張した。
原題:Tschechiens Praesident stellt Ratifizierungsprozess in Frage