2005年6月16日（木）23：51
ブリュッセル（AFP）
EU各国首脳はEU憲法の批准手続きを数ヶ月延長する意向である。当初予定の2006年11月1日ではなく、EUは2007年半ばまで批准の時間を設けるつもりだ、とEU議長を務めるルクセンブルクのジャンクロード・ユンカー首相は、木曜日の晩ブリュッセルで語った。すべての国で熟考や説明、議論のための休止時間が設けられねばならない。どの国も「自律的に自らの主権で」批准の期日を決定することができる。EUは憲法危機に対処するB案を持っていない。あるのはD案だ。すなわち「対話Dialogと議論DebatteのD」である。EU憲法に優る条約案は存在しない、とユンカー議長は語った。
原題：Ratifizierungsfrist fuer EU-Verfassung wird bis 2007 verlaengert