2005年6月21日(火)17:14
ルクセンブルク(ドイツ通信社)
6月末をもってEU議長職をイギリスのトニー・ブレア首相に引き継ぐ、ルクセンブルクのジャンクロード・ユンカー首相は、ブレア首相をあらためて批判した。ブレア首相と私の間には欧州連合の将来の方向性に関して根本的な意見の隔たりがある、とユンカー首相はルクセンブルクで語った。EU首脳会議の席でブレア首相はEU財政計画をめぐり妥協を「意図的に拒んだ」、とユンカー首相は述べた。ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相もブレア首相に距離を置く発言を行った。この間、ポーランドもEU憲法国民投票を延期する意向を表明している。
原題:Juncker sieht fundamentale Meinungsverschiedenheiten zu Blair