2006年6月17日(土)22:15
ベルリン(AFP)
EU議長就任を2週間後に控え、フィンランドのマッティ・ヴァンハネン首相は、論議のあるEU憲法の条文を改訂することに強く反対した。「フィンランドはこの条約が生き残ることを望む」。私は再度合意が得られるとは思わない、とヴァンハネン首相は『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング日曜版』Frankfurter Allgemeine Sonntagszeitungに語った。およそ1年前フランスとオランダが国民投票で否決した憲法について、フィンランドは批准するとヴァンハネン首相は発表した。議会は秋に批准の採決を行い、他の国々にフィンランドの例に倣うよう勇気を与えるつもりだ、と首相は述べた。
原題:Finnland gegen einen neuen EU-Verfassungsentwurf