2007年6月25日(月)19:10

ルクセンブルク外相はEU基本権憲章の問題でイギリスを批判

ベルリン(ddp)

ルクセンブルクのジャン・アッセルボルン外相は、EU基本権憲章承認の問題でイギリスの個別行動に遺憾の意を表明した。イギリスの例外規定により、「欧州連合内で2種類の市民が存在するという」分かりにくい状況が生まれた、とアッセルボルン外相はターゲスシュピーゲル紙Tagesspiegel(火曜版)に語った。「今後もし私たちが欧州市民として、たとえばロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談し、デモ権が認められていないロシアの状況を非難した場合、プーチン大統領は基本権憲章を一律に適用することはEUにもできなかったではないかと返答してくるだろう」、と外相は語った。

原題:Asselborn kritisiert Grossbritannien wegen EU-Grundrechtecharta




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