2004年3月12日(金)13:02
パリ(AFP)
ラトヴィアのヴァイラ・ヴィーケ=フライベルガ大統領は、拡大欧州連合の憲法をめぐる論争について、早期合意を期待する声にブレーキをかけた。フランスのジャック・シラク大統領も私も、6月末までのアイルランドの議長任期中に合意を期待するのは「時期尚早」との見解を抱いている、とヴィーケ=フライベルガ大統領は金曜日、パリのエリゼ宮でシラク大統領との会談を終えて語った。だが、今年下半期のオランダのEU議長任期は「合意を得るにはおそらく理想的な時期」であろう、と大統領は強調した。ラトヴィアは5月1日にEUに新規加盟する10ヶ国のひとつである。
原題:Lettlands Praesidentin: “Zu frueh” fuer Einigung auf EU-Verfassung