2004年5月13日(木)23:21
ローマ(AP)
スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテーロ首相は木曜日、EU憲法を当初の予定どおりローマで調印することに賛成の意向を表明した。首相はこの発言で、列車同時爆破テロの犠牲者を追悼し、マドリードで調印するという提案を退けた。「政治プランがテロの影響を受けることがあってはならない」とサパテーロ首相はローマで、イタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相との会談を終えて語った。サパテーロ首相はまた、6月末までにはEU憲法の合意が得られるとの確信を示した。今日の欧州連合の基礎となった欧州経済共同体(EEC)の条約も1957年にローマで調印されているため、当初からローマは欧州憲法の調印の場として提案されていた。
原題:Spanien fuer Unterzeichnung der EU-Verfassung in Rom