2005年5月20日(金)15:15
パリ(AFP)
ドイツのヘルムート・シュミット元首相(社会民主党)とフランスのヴァレリー・ジスカールデスタン元大統領は、EU憲法が否決されればドイツ・フランスの関係に悪影響が出ると警告した。「私たちは50年ぶりに重要な問題で公に対立する立場を取ることのないよう気をつけねばならない」。過去の成果に鑑みれば、両国の友好の「財産」は、「何ら根拠のない対立で浪費する」にはあまりにも貴重過ぎる、と二人の元首脳は、金曜日パリで発行された『フィガロ・マガジン』Figaro Magazine への共同寄稿で主張した。
原題:Schmidt und Giscard warnen vor Scheitern der EU-Verfassung