2005年5月29日(日)23:51
ベルリン(AFP)
ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相はフランス国民のEU憲法否決を「打撃」と評したが、一方で憲法条約の批准継続を呼び掛けた。「この国民投票の結果はEU憲法の批准手続きにとって打撃であるが、終わりを意味するものではない」。否決はまた「EU内の、またEU統合に向けた独仏の協力関係の終わりでもない」。この見解でフランスのジャック・シラク大統領とも一致している。すでに大統領とは電話で話し合いを行った、と首相は日曜日の晩ベルリンで語った。
原題:Schroeder: Nein der Franzosen ist "Rueckschlag fuer Verfassungsprozess"