2008年5月29日(木)18:52
ブリュッセル(AP)
ルクセンブルク大公国は木曜日、15ヶ国目にリスボンEU改革条約を批准した。議会は圧倒的多数の賛成で条約を承認した。リスボン条約はEUの行動能力と民主性を高めるものである。欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は表決結果を歓迎し、ルクセンブルクに対して「条約交渉の際の支援に」謝意を表した。
リスボン条約は2009年1月1日の発効が予定されている。ルクセンブルクのほか、すでにドイツ、フランス、オーストリア、ポーランド、デンマーク、ポルトガル、スロヴェニア、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ラトヴィア、リトアニア、マルタが批准を終えている。他の12ヶ国ではこれから批准が行われるが、そのうちアイルランドでは6月12日に批准を問う国民投票が予定されている。
原題:EU-Reformvertrag in Luxemburg ratifiziert