2009年11月13日(金)13:19

ドイツ連邦議会議長はユンケル首相をEU常任議長に推薦

ベルリン(AP)

数週間前から続く新設のEU常任議長(大統領)ポストをめぐる議論で、ドイツ連邦議会のノルベルト・ランメルト議長はルクセンブルクのジャンクロード・ユンケル首相を候補者として提案した。常任議長職の要求に「これほど完璧に応えられる」人はユンケル首相のほかにいない、とキリスト教民主同盟(CDU)所属のランメルト議長はフランクフルター・アルゲマイネ紙Frankfurter Allgemeine Zeitung(土曜版)に語った。その上で、「またルクセンブルク大公国はEUの大国でもない」と付け加えた。

一方でランメルト議長は、もちろん人選は加盟国の政府の権限であると強調した。EU各国首脳は11月19日にブリュッセルで臨時首脳会議を開き、EU常任議長ならびに外交安全保障上級代表の人選で合意を図る意向である。この二つのポストは、12月1日に発効予定のリスボン条約によって創設されたものである。

原題:Lammert schlaegt Juncker als EU-Ratspraesident vor




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