2001年10月17日(水) 18:58

ヨーロッパ委員会はニース条約を承認

ベルリン(ドイツ通信社)

ドイツ連邦議会のヨーロッパ委員会は、社会民主党(SPD)、キリスト教民主同盟・社会同盟、緑の党および自由民主党(FDP)の賛成多数をもって、ニース条約を承認した。同条約はとりわけ、EU拡大後の将来、人口の多い加盟国にこれまで以上の重要性を付与する内容となっている。これに従えば、ドイツには閣僚理事会においてフランス、イギリスおよびイタリアと同じ29票が与えられる。同条約は明日、ゲルハルト・シュレーダー首相の政府声明の後、連邦議会で可決の運びとなる。

原題:Europaausschuss billigt Nizza-Vertrag