2007年10月11日(木)15:37

EUは改革条約の合意「間近」

ベルリン(AP)

ドイツのフランクヴァルター・シュタインマイヤー外相は、EU改革条約が来週の首脳会議で採択されるとの確信を表明した。「一連のプロセスの中で、これほど私たちがゴールに近づいたことはない」とシュタインマイヤー外相は木曜日連邦議会で述べた。「それゆえ私は合意が得られるものと楽観的に考えている。」

法律専門家が作成にあたった条約案は「慎重にバランスを配慮した条文で、6月の合意を正確に文言化している」。私はきわめて満足している、とシュタインマイヤー外相は述べた。しかし外相は6月の合意内容を越える修正を求めている加盟国があることを認め、来週末リスボンで開かれるEU首脳会議で交渉する必要があるかもしれないと語った。

改革条約は首脳会議で合意が得られれば、2009年の欧州議会選挙前に批准手続きが完了するよう、今年末までにポルトガル議長国のもとで調印されることになる、とシュタインマイヤー外相は語った。外相は連邦議会に対して、「模範的に」先行し、速やかに条約を批准するよう希望を述べた。

改革条約は頓挫したEU憲法に代わるものである。条約の合意は6月の首脳会議でドイツEU議長国のもとでまとめられた。改革条約は、欧州連合が27ヶ国あるいはそれ以上の加盟国を抱えても長期的に行動能力を失わないよう、決定手続きを定めている。修正を要求しているのはおもにポーランドである。

原題:EU ≪nah dran≫ an einer Einigung auf Reformvertrag




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