2009年10月6日(火)10:16
パリ(ドイツ通信社dpa)
フランスはEUの改革後に自国から新たなEU「外相」を送りたい意向である。この新設ポストにはベルナール・クシュネール外相が立候補する用意があるとル・パリジャン紙Le Parisien は伝えている。
そのほかユベール・ヴェドリヌ元外相やミシェル・バルニエ前欧州委員も関心を示しているという。バルニエ前欧州委員は今年の春までフランスの農業相を務めていたが、欧州議会に移るために大臣の職を辞任しており、再びブリュッセルで活動する意向であるという。
ヴェドリヌ元外相は社会党のフランソワ・ミッテラン大統領の顧問として国際的な経験を積んだ後、1997年から2002年まで外相を務めた。クシュネール外相はパリジャン紙によれば、もはやニコラ・サルコジ大統領の配下に留まるつもりはなく、むしろEU全体の外交政策を担当したい意向であるという。
原題:Kouchner im Gespraech als EU-Aussenminister